コスモ石油株式会社(代表取締役社長:森川桂造)では、「ずっと地球で暮らそう。」を合い言葉に、コスモ・ザ・カード・オーパス「エコ」とコスモ・ザ・カード・ハウス「エコ」会員(以下「エコ」会員)の皆さまと共に、コスモ石油エコカード基金を2002年4月にスタートし、国内外で地球環境貢献活動を展開しています。
この度、日頃よりコスモ石油エコカード基金へご支援いただいている「エコ」会員の皆さまに、当基金のプロジェクトのひとつである「ムササビとともに暮らす里山再生プロジェクト」(*)を体験していただくツアーを開催しました。
2011年に森林整備(除伐・間伐)とムササビ観察、2012年に森林整備と果実のなる樹木2本の植樹を行っており、3回目となる今回は、「しいの木」などの果実のなる樹木を5本植樹し、森を観察することで生態系のしくみなどを学んでいただく内容で実施しましたので、以下の通りご報告いたします。

集合写真
【実施概要】
名称 | 「ムササビとともに暮らす里山再生プロジェクト」エコツアー |
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日時 | 2013年10月5日(土曜日) 8時30分~19時30分 |
主催 | コスモ石油エコカード基金、コスモ石油株式会社 |
場所 | 山梨県都留市 |
内容 | ムササビの餌となる果実のなる樹木の植樹と森林・樹木観察 |
参加者 | 「エコ」会員とそのご家族・ご友人 15名 |
スタッフ | NPO法人都留環境フォーラム、都留文科大学学生ボランティア、株式会社オフィスジェイアイ、コスモ石油グループ社員スタッフ、コスモ石油エコカード基金事務局 |
【活動報告】
今回の活動場所である山梨県都留市へ到着後、最初に「都留環境フォーラム」の新津様より、今回の植樹の目的や森の昼と夜の違いなどについて説明をいただきました。次に、「南都留森林組合」の小林様より、安全に植樹する方法について説明いただいた後、5つのグループに分かれ植樹活動をスタートしました。
朝から降り続いていた雨が弱まる中スタートした植樹活動は、森の斜面に木を植えるための穴を掘って腐葉土を入れ、根っこ周辺の隙間を土で埋め固めていきました。根っこの乾燥を防ぐために雨水が溜まる土手を作り、最後に森で除伐した木を使って植樹した木の支柱を作り、作業を終了しました。作業終了後、「都留環境フォーラム」のメンバーと一緒に活動場所周辺の森を散策して自然環境を観察し、時間の経過により森がどのように変化するのかを説明いただきました。活動の最後に、今回植樹した木が今後どのように生態系に取り込まれていくのかを各班で考え、お互いに発表しました。
当エコツアーでは「エコ」カード会員とそのご家族・ご友人15名にご参加いただき、当日の運営には、コスモ石油グループの社員ボランティア6人、都留環境フォーラムのスタッフおよび南都留森林組合のスタッフが作業補助などを担当しました。




発表しました
(*)「ムササビとともに暮らす里山再生プロジェクト」とは
「日頃、コスモ石油エコカード基金を支えていただいている「エコ」会員の皆さまに、プロジェクトを体感していただく機会を」と、2010年に「エコカード会員参加型」の生物多様性保全に係るプロジェクトを公募し、2011年に支援を開始したプロジェクトです。
本プロジェクトは、戦後のスギ・ヒノキの拡大造林計画や住宅開発により生態系のバランスが崩れてしまった森を整備し、その地域の生態系に合った広葉樹を植林することで、都留市のシンボルであるムササビの生息域の回復をめざす活動です。
【本件に関するお問い合わせ先】
コスモ石油株式会社 コーポレートコミュニケーション部 広報室 前田・坂田・藤原
電話 03-3798-3101 FAX 03-3798-3841