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プレスリリース

「千葉製油所屋外タンクからのアスファルト漏洩事故調査委員会」の
経過報告について

2012年8月7日
コスモ石油株式会社
コーポレートコミュニケーション部 広報室

コスモ石油株式会社(本社:東京都港区、資本金:1,072億円、代表取締役社長:森川桂造)千葉製油所で発生したアスファルト漏洩事故(6月28日既報)につきましては、地域の皆様を始め、関係する多くの方々に、多大なご迷惑とご心配をおかけした事を心より深くお詫び申し上げます。

今般、第2回事故調査委員会(7月10日既報:委員長:横浜国立大学 関根和喜特任教授)を8月7日に開催しました。事故原因は継続して究明しておりますが、経過および今後の方針につきましてご報告致します。

1. 現時点での検討結果 発災したアスファルトタンク(No.505タンク、以下当該タンク)の検査、事故当時の目撃証言、検証実験から以下の事が確認されました。

  1. 2012年6月14日より当該タンク内で固化していたアスファルトの昇温作業を行っていたところ、6月28日7時18分頃、当該タンクの上部(屋根板と側板の溶接部)が開口し、アスファルトが漏洩しました。漏洩したアスファルトの多くはアスファルトタンク敷地内に留まりましたが、排水溝を通じて一部が海上へ流出しました(7月6日既報)。
  2. 事故直前に当該タンク上部からの水蒸気の発現が目撃されていたため、当該タンク内に水分が混入していた事を想定し、当該タンクのアスファルトに水を加え、加温する実験を行ったところ、水の沸騰に伴いアスファルトが噴き上がる事を確認しました。
  3. 当該タンクの残留アスファルトおよび飛散したアスファルト等を分析した結果、熱による変質および酸化は確認されませんでした。
  4. 2、3より、水蒸気に関連して当該タンク上部が開口したと推定され、内容物が爆発や燃焼した可能性は極めて低いと考えられます。
2. 今後の検討方針 漏洩事故発生時からアスファルトの海上漏洩までを検討範囲とし、上記の事を実験やシミュレーション等を行う事により確認するとともに、以下の通り、事故原因の究明と再発防止策を引き続き検討致します。

  1. 事故発生前後の当該タンクの状況確認と検査
  2. 当該タンクに水分が混入し、当該タンク上部の開口に至った経緯と原因
  3. アスファルトの一部が海上へ流出した経緯と原因
  4. 上記1~3における再発防止策の策定
なお当該タンクのアスファルトは、製品アスファルトよりも密度が小さく、製品アスファルトを生産する際のブレンド材として使用するものです。
<密度(15℃)>
製品アスファルト : 1.02~1.04
[グラム/立方センチメートル]
 
当該タンクのアスファルト : 0.97
[グラム/立方センチメートル]

以上
【参考】
当該タンクの位置図
当該タンクの位置図

当該タンク仕様:
タイプ
: コーンルーフタンク
直径(内径)
: 11,620ミリメートル
高さ(側板)
: 10,660ミリメートル
公称容量
1,000キロリットル
アスファルト生産工程図
アスファルト生産工程図

【本件に関するお問い合わせ先】
コスモ石油株式会社 コーポレートコミュニケーション部 広報室 前田・坂田
電話 03-3798-3101 FAX 03-3798-3841

本文ここまで

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