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生物多様性を体感できる森づくり(和歌山)

生物多様性を体感できる森づくり 特定非営利活動法人 自然回復を試みる会・ビオトープ孟子

大自然と遊ぶ楽しみを知った子どもたちが、環境保全への興味を抱きはじめています。

和歌山

プロジェクトの目的
希少生物が生息する稲作水系エリアを復元し、生物多様性を保全する。
背景とプロジェクト概要
和歌山県の孟子不動谷にあるビオトープ周辺には、ニホンアカガエルやカスミサンショウウオ、さらにはベニイトトンボなどの希少な生物が棲んでいます。この20,000㎡におよぶ広大な面積を保全することで、「天然のダム」としての水田機能を復元。その結果として、トンボ類30種、両生類8種、爬虫類9種、鳥類6種が生息する水辺環境を目指します。また次世代を担う幼稚園児から高校生が、定期的にこのエリアを訪れており、ユネスコの未来遺産運動における主要な研究地として活用していく計画です。

2019年度プロジェクトレポート

未来遺産運動では、
子どもたちがたくさんの発見をしました。

子どもたちに自然の大切さを知っていただき、未来へ受け継いでいくプロジェクトに取り組んでいます。おもに孟子不動谷のビオトープ周辺部で、子どもたちの年齢に合わせた活動を進めています。幼稚園児には、田植えやカブトムシの捕獲体験をしてもらいました。小学生には、トンボの標本づくりなど各テーマに則った観察を。中学生はチョウの生態調査に取り組み、ウラナミアカシジミ、ミドリシジミ、さらには孟子では初記録のゴイシシジミなどの希少種をはじめ、40種類のトンボが確認できました。この地そのものが大きな図鑑となり、子どもたちはたくさんのことを学んでいます。

写真1
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活動の様子をご覧いただけます。

ビオトープなどの管理により、
豊かな生物多様性が戻りはじめています。

ビオトープ周辺の保全エリア、さらには薪の原料となる木材を採取する森において、草刈りなどの管理も継続的に取り組んでいます。30,000㎡という広大な面積の管理は、かなり骨の折れる作業ですが、新たに導入した自走式草刈機の効果もあり、当初の目標を達成することができました。これらの効果もあり、すでにニホンアカガエルの卵のほか40種類のトンボが確認されるなど、豊かな水環境の欠かせない生物が戻りはじめているようです。今後も、モニタリングと環境の保全を続けていきます。

写真2
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活動の様子をご覧いただけます。

  • 未来遺産運動 参加者 112名
  • エリアの管理 30,000㎡

本文ここまで

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