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野口健 環境学校

環境について体験を伴った知識を持ち、メッセージを多くの人に発信、行動できる「環境メッセンジャー」の育成を目的に、アルピニストの野口健氏らとともに「環境学校」を開催しています。

野口健 環境学校
地図:富士山周辺 など

パートナー:
特定非営利活動法人
セブンサミッツ持続社会機構

活動場所:
富士山、その他

プロジェクトの目的

  1. 世界遺産に登録された富士山を守っていく原動力の一つを環境学校が担う
  2. より一層の環境教育、環境に対する意識を深め、小学生~大学生の学生が考え、自分たちの思いを次世代につなげること

背景とプロジェクトの概要

「環境メッセンジャー」の育成を目的に、アルピニストの野口健氏らとともに「環境学校」を開催しています。

「環境メッセンジャー」とは、体験を伴った知識を持ち、多くの人にメッセージを発信できる人物と定義しています。知識だけ、体験だけでなく、両方を持って発信することこそが重要であると考えています。そのため、環境学校では、現地のフィールドワークやレクチャーのほか、参加者同士のディスカッションや体験記の作成などを通じて、発信する力も高めます。

日本では、これまで環境教育といわれるものをまとまって実施することはあまりありませんでした。そのため、一般の国民に身近な環境を大切にする気持ちが根づいておらず、全国の景勝地ではごみがあちこちに捨てられています。

次世代に美しい自然を残していくために、これからの日本を背負う若者や子どもたちを対象に、富士山、小笠原、屋久島、佐渡島、白神山地など日本を代表する景勝地を舞台に、「自然保護の大切さ」や「景勝地がかかえる環境問題」などをテーマに環境教育をおこなっています。

「白神山地チーム」の写真
白神山地チーム

「富士山チーム」の写真
富士山チーム


2014年度のプロジェクト実績

2014年度は、白神山地で高校・大学生10人、富士山で小・中学生12人が集まり、環境学校を開催しました。

白神山地での環境学校は2014年8月1日~4日に高校生・大学生を対象に開催しました。全国から10人が参加し、初日はアイスブレイクと西目屋村の白神山地世界遺産センターで明日からの2泊3日の登山に備えて事前学習をおこないました。もちろん聞くだけではなく、参加者同士で意見交換もしています。

2日目は、登山のガイドをしていただくマタギの方にお会いし、マタギの教えを説いていただきました。例えば"火"について、「山の中で必要なもの以外を燃やすことは山の神を怒らせてしまうため、火の扱いにはとても気を使う」と仰っていました。参加者たちは「なぜ自然を守るべきか」「教わったことをどう日常に活かすべきか」など、たくさんの考える示唆を受けたようでした。

3日目は、白神山地の上流に向かう登山です。残雪の多さに驚き、川で胸近くまで水につかるなど、想像以上にハードな行程だったようです。歩きながら、マタギの生活や白神山地のことを教えていただきました。

4日目は最終日。白神山地最大級のブナの大木を見に行きました。大木の幹は10人の参加者が手をつないでも一周できないほどの太さがあり、皆驚いていました。下山した後のふりかえり学習では、マタギとともに白神山地を歩いて気づいたこと、教えてもらったこと、考えたことを話しあいました。

閉校式にかけつけた野口健氏からは「参加しただけで終わらせてはいけません。野口健環境学校の目的はこれからです。今回学んだことをいかに発信できるかが重要です。」というメッセージを伝えました。参加者たちからは「マタギの話を通じて自然と人のことをあらためて考えた」などの感想が聞かれました。


富士山での環境学校は、2014年8月10日~13日に小学生・中学生を対象として開催しました。台風11号の影響を受けながらの開催でしたが、全国から12人の参加者が集まりました。初対面の参加者同士、初日はアイスブレイクや講堂でのテント設営、2日に行うエコ・クッキングの作戦会議に取り組みました。また、野口健氏が継続している富士山麓の清掃活動や、富士山の環境問題についても学びました。

2日目は、台風一過の空のもと、富士山麓のごみ拾いに汗を流しました。土に埋もれた産業廃棄物をかきだし、泥を落として袋に集めました。清掃後は、富士山がどうして汚されてしまったのか、どうすれば汚されないようにできるのか、考えを出し合ってディスカッションしました。

また、前日に話し合ったエコ・クッキングに買い物から挑戦。「地元食材を使う」「エコバッグを持っていく」などさまざまなアイデアがありました。調理でも、たき火やガスコンロを使ったり、野菜の切り方を工夫したりして、おいしい食事をつくることができました。2日目の夜からは野口健氏が合流し、ミニ講演会に。自身の歩みや思い、体験などを参加者に熱く語りました。

3日目は再び雨天のため登山を断念し、青木ヶ原樹海のトレッキングをしました。過去10年の野口健環境学校in富士山の中でも最長となる約8kmの「赤池~富岳風穴~竜宮洞穴~西湖コウモリ穴」ルートを踏破しました。

4日目は、環境学校の体験から感じたこと、考えたこと、これからのアクションをビデオカメラの前で話す「環境メッセンジャー宣言」をおこないました。最後に、野口健氏より修了書と野口健氏の著書を手渡しました。

野口健環境学校は2014年度をもって終了します。 2015年度からは、野口健氏主催によるヒマラヤの地、マナスル峰での植林プロジェクトがスタートします。

「ブナの大木を囲んで(白神山地)」の写真
ブナの大木を囲んで
(白神山地)

「大きな残雪に驚く(白神山地)」の写真
大きな残雪に驚く
(白神山地)







「野口健が自身の思いを子どもたちに話しました(富士山)」の写真
野口健が自身の思いを子どもたちに話しました(富士山)

「ヘルメットをかぶって狭い洞窟を探検(富士山)」の写真
ヘルメットをかぶって狭い洞窟を探検
(富士山)


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