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社会や暮らしを支える石油の安定供給への対応

東日本大震災発生直後の対応と今後の対策

コスモ石油では、大規模災害発生時における業務執行にそなえるため、事業継続に関する基本方針・体制・手順等を定め、BCPを策定しております。東日本大震災直後、このBCPの基本方針に則り、関係各所と連携しながら残された精製・配送能力で優先すべき業務を継続させ、また、寸断されたサプライチェーンは可能な限り短時間で再開できるように最大限努力いたしました。

<BCPの基本方針>
◎「人命尊重」を最優先として活動する。
◎社員とその家族の安全を確保した上で、可能な限り安定供給を行う。
◎二次災害の防止・被災地の復旧・復興支援を行う。

<行動内容と今後の対策>
被災された地域の一刻も早い復旧に向け、社会性の高い石油製品の優先供給を全社的なコンセンサスのもとに行うとともに、停止した製油所・出荷基地を早期に再開すべく、次のような対応を行いました。今回明らかになった既存システムの不備・不具合については、点検・見直しを行い、適切な対応策を講じていきます。

(1)安否確認

まず何よりも、社員とその家族、特約店および販売店の安否確認を行いました。

(2)緊急用燃料の供給

一人でも多くの命を守るため、自衛隊・病院・緊急物資配送等へ向けた供給を優先的に実施しました。

(3)政府による緊急対策への対応と協力

◎石油製品の増産
生産停止した製油所の供給能力をバックアップするため、西日本で稼働中の3製油所において石油製品を増産し、被災地に向けて出荷しました。

◎「安定供給重点SS」の選定
緊急車両や物資配送用車両を優先供給先とし、また、石油製品の安定的な供給拠点とするための重点SSを84ヵ所選定し、現地の行政機関に設置された災害対策本部等との間で連携をとりつつ配送しました。このほか、政府の要請を受け、ドラム缶による灯油・軽油の出荷も実施しました。

(4)SS営業の維持・再開などへの支援

◎特約店に対する支援
特約店に対しては、石油製品の供給のみならず支払い期間の延期等、多岐にわたり柔軟に対応しました。

◎営業再開支援
早期復旧が見込めるSSに対しては、中古計量機を提供するなどし、速やかな営業再開を支援しました。

写真:被災直後のSS(2011年3月25日撮影)被災直後のSS
(2011年3月25日撮影)

写真:営業再開後のSS(2011年4月5日撮影)営業再開後のSS
(2011年4月5日撮影)

(5)お客様への対応・支援

◎お問い合わせへの対応
カスタマーセンターの要員を増やし、営業中のSSの案内などの問い合わせに対応しました。
(2011年3月の震災関連のお問い合わせ等の件数は約4,300件(前年同月比12倍増))

◎コスモ・ザ・カード
コスモ・ザ・カードのポイントの交換商品に被災地への義援金を加えました。

◎コスモビークルリース
コスモビークルリースの仕組みを活用し、自治体向けには車両と燃料油の無償提供を、個人ユーザー向けには車両の特別価格と燃料油のキャッシュバックを提供しました。

東日本大震災以降、上記の対応を関係各所と連携して行いましたが、半年余りを経た現在でも供給体制は平常時に戻ったとはいえません。今回の震災対応状況を整理し、抽出された課題については、BCPマニュアルの見直しを含め、対応策を速やかに講じた上で関係各所と共有し、改めて不測の事態へのそなえを万全にしたいと思います。安定供給体制の復旧という点につきましても、関係各所との協議を継続し、災害時対応の基本的事項の取り決めや業務の詳細についてマニュアルの整備等を行い、適切な対応策を講じてまいります。

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