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安全レベル向上への取り組み

安全管理体制について

これまで安全管理体制再構築の活動は、発生した事象への対応や過去の経験事例に学び不具合を未然に防止する取り組みを主としていました。また、工事申請、設備基準および通報に関しても法令遵守を徹底してまいりました。しかしながら今回のような震災等の緊急・異常時にそなえた対応は十分とはいえず、また、緊急遮断弁を開状態で固定するなどの運転措置、あるいはLPGタンクへの水張りなどの作業工程について、法令とその背景にある潜在リスクの確認が十分ではありませんでした。

今後これらの問題点を解決する体制を構築していくために、次の主な活動を実施してまいります。

(1)安全総点検活動

高圧ガス保安法、消防法および石油コンビナート等災害防止法にもとづく予防規程等について、製油所長を筆頭とした管理者層も含め所内全員への浸透を徹底し、役割、責任および権限を認識し、確実に実践することとします。現場の一人ひとりが安全装置に関するチェックリストを用いて自らの作業を点検し、相互に確認することで、法令や社内安全基準の理解を深めるとともに、その背景にある潜在リスクを正しく認識します。管理者自らもチェックリストの内容を理解し、現場に入って点検内容を確認するなど現場と一体となって活動します。

(2)緊急異常時の対応能力向上

コスモ石油および千葉製油所で取り組んできた活動に加え、製油所全体で大規模災害を想定した訓練を継続して実施し、緊急時対応の意識向上を図ります。大規模災害発生の想定訓練時は部署間の連携を再点検し、都度マニュアルをより実効度の高いものに改善します。また、危険予知活動を活性化させ、リスク想定能力の向上を図り、製油所内において継続した技術の伝承を行います。

(3)再発防止策の進捗管理および水平展開

上記活動の進捗状況を千葉製油所自らがチェックするとともに、本社および他製油所による監査を実施して確実に実行します。本社主管部署が保安管理・保全管理・運転管理に関する確認を行い、社長直轄の監査室が確認内容を監査し、その実効度を経営層に報告し、実効度が不十分な場合、改善および是正を行います。再発防止策の進捗確認を行うため、継続的な社内監査を実施します。

再発防止策を実行する際に抽出された改善点は他製油所への展開を行い、全社で安全レベルの向上を図ります。

図:安全管理体制

安全管理体制

被災後の製品供給体制

千葉製油所の停止のほか、震災の影響により東北地域を中心に、製油所・出荷基地が停止し、石油製品の供給不足が生じました。その不足分を補うため、3月15日、原油処理能力を四日市製油所で日量5万バーレル、坂出製油所で日量3万バーレル、計8万バーレル増強しました。 これらにより原油処理能力は震災前の7割以上に回復いたしました。

さらに、輸出の一時停止および追加輸入により国内向け供給量を確保いたしました。

処理能力表
  原油処理能力 日量/ バーレル
製油所 変更前 変更後 増減量
千葉製油所 220,000 (220,000)※ ±0
四日市製油所 125,000 175,000 50,000
堺製油所 100,000 100,000 ±0
坂出製油所 110,000 140,000 30,000

※千葉製油所は停止しているため実質ゼロ

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