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コンプライアンスについて考える

2006年に起きた千葉製油所の火災事故、さらに一連の法令違反は、コスモ石油グループに意識変革をもたらすきっかけとなりました。

千葉製油所で火災は起きました

2006年4月16日5時37分頃、コスモ石油千葉製油所(千葉県市原市)にある減圧軽油脱硫装置と第一水素製造装置付近で爆発、火災が発生しました。消防および製油所内消防隊が出動し、午前8時44分に鎮火しました。設備は損傷しましたが、幸いなことにけが人はなく、近隣住民への健康被害等もありませんでした。
この事故を受けて事故調査委員会を設置、原因調査結果と再発防止策を調査報告書に取りまとめ、同年6月20日に市原市消防本部および千葉県に提出しました。
事故の原因は、水素製造装置内の「気液分離槽」の胴板に摩耗と腐食による穴が開いたことです。1996年に内部構造を変更したことにより流体の流れが変わり、減肉が早まったと考えられますが、当時はそれが予測できず、その結果減肉が発見できないまま今回にいたってしまいました。
事故後は内部構造を「インナーノズルタイプ」から「バッフルタイプ」へと再度変更。減肉しにくい構造に戻し、材質も高強度のものを使用するなど再発の防止を図ることとしました。

バッフルタイプとインナーノズルタイプの構造比較

気液分離槽*1

その後、ヘルプラインに届いた書面で一連の法令違反が発覚しました

事故調査報告書を提出した後、7月4日に「企業倫理ヘルプライン」に匿名の書面が届きました。今回事故があった気液分離槽では1995年にも同様の事故が発生していたにもかかわらず、それに一切触れていないこと。構造を元に戻すことによってその事故を隠すものではないか、と指摘する内容でした。企業倫理委員会が中心となって調査したところ、同年の事故について行政当局に通報していなかったことや、穴の開いた箇所を無許可で補修していたことが明らかになりました。さらに、すでに提出していた事故調査報告書では、測定した事実のない肉厚データを正しいものとして記載していたのです。8月4日、市原市消防本部と千葉県に対して報告し、陳謝しました。
コスモ石油では調査チームを編成し、聞き取り調査や社内文書・記録類の調査を実施。1995年の千葉製油所における気液分離槽の事故と、1997年以降の高圧ガス保安法に基づく法令違反に関して調査した結果を、8月31日に原子力安全・保安院と千葉県に提出しました。
また、その後の調査でさらに法令違反事例が判明。それらを加えて修正した報告書を、10月3日に再提出しています。

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