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野口健 ヒマラヤに森をつくろう

2015年4月25日に発生したネパール地震によりお亡くなりになられた方々に心よりご冥福をお祈りしますとともに、そのご家族の方々に心からお見舞い申し上げます。エコカード基金では、現地の復興支援活動にも尽力しているアルピニスト、野口健さんによる、ネパールでの森づくりのプロジェクトを支援することにいたしました。

野口健 ヒマラヤに森をつくろう
地図:ネパール周辺 など

パートナー:NPO法人ピーク・エイド
活動場所:ネパール

プロジェクトの目的

ヒマラヤ山脈のマナスル峰の麓で植林活動と環境教育をし、持続可能な森林管理を根づかせ、ヒマラヤに森を取り戻します。

  1. ネパール・サマ村周辺への植林
  2. 地元住民が植林と森林管理の意義を理解し、自ら資源管理ができるように小学校に環境教育プログラムを導入する

背景とプロジェクトの概要

ネパール、ヒマラヤ山脈の一つマナスル峰(8,163m)は、1956年に日本隊が世界で初めて登頂に成功したことで「ジャパニーズマウンテン」とよばれるなど、日本との友好関係が強い山です。2016年には登頂60周年としてさまざまな交流事業が展開される予定です。

標高3,600mのサマ村は、マナスル峰の麓に位置し、かつては巨木の原生林が広がっていました。過去、村の住民は持続的な利用を意識しながら、森林資源を薪や建築資材に使っていました。しかし、政府による一律国有化制度などを経て、「地域で森を守る」という意識が希薄になり、森の管理を放棄し無秩序に伐採することによって、多くの森林が失われてしまいました。

法改正によって、再び地域の森林利用者が森林を管理することが認められましたが、持続可能な森林管理の意識や手法が失われた今、単に植林をして森を増やすだけでは無秩序な利用を止められず、根本的な解決になりません。

一方、サマ村はマナスル峰に登る登山者にとって、案内人であり荷物運びでもあるシェルパの住む村としてとても深い関係があります。アルピニスト・野口健氏は、長い間、サマ村に小学校を建設する支援活動を続けており、村周辺の森林の状態に危機感を抱いてきました。

植物の成長が遅い寒冷地帯での森林再生には、熱帯・温帯地域よりも格段に長い時間と労力がかかることが予想されます。森林再生のためには、現地住民が持続可能な森林利用の意識を持ち、主体となって計画的な植林と森林管理・利用を続けていくことが不可欠です。

そこで、これまで野口健氏がサマ村で小学校建設に協力してきた縁を活用し、植林に取り組むと同時に、小学校で植林と森林管理の大切さを説く環境教育プログラムを導入して、子どもから地域全体への教育波及効果を狙います。

プロジェクト開始にあたっては、住友林業の技術者によって調査が行われ、サマ村への植林が可能であるとの見解を得ています。また、エベレスト街道で長年、植林に取り組んできた名人の協力を得られることになっています。まずは高地・寒冷地に適応する樹種の選定と、苗畑による苗木づくりを開始します。

「大きな木が少ないマナスルの山」の写真
大きな木が少ないマナスルの山

「苗畑をつくって育てます」の写真
苗畑をつくって育てます

「筒のようなポットで苗を育てます」の写真
筒のようなポットで苗を育てます

「芽生えたばかりの苗」の写真
芽生えたばかりの苗


2015年度に実施すること

本プロジェクトは、ネパール大地震の影響により2015年度の活動を見合わせています。


本文ここまで

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