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石油製品の環境対応

取り組みの考え方

石油製品のライフサイクルにおいて、最も大きい環境負荷は「製品使用時」に発生します。1960年代、石油業界では都市部におけるSOx(硫黄酸化物)による大気汚染などを防止するため、重油脱硫装置などに積極的に投資し環境負荷の低減に努めました。また、1970年代以降のモータリゼーションの急激な進展によって発生した大気汚染問題に対して、社会的要請に応える形で、ガソリン、軽油の環境負荷低減に積極的に取り組んできました。さらに、2007年度からは温室効果ガス排出量削減策のひとつとして、バイオETBEを配合したガソリン(バイオガソリン)の試験販売を開始し、政府から要請された21万kl(原油換算)のバイオ燃料導入目標を2010年度に完全達成しました。現在は、エネルギー供給構造高度化法で示された導入目標(2017年度に50万kl(原油換算)のバイオエタノール)を達成すべく取り組んでいるところです。

ガソリンの環境負荷低減

ガソリンの環境負荷低減のためにコスモ石油では、2000年以降、低ベンゼン化、蒸気圧低減、硫黄分の低減(サルファーフリー化)などを推進してきました。

低ベンゼン化

2000年1月から人体に害を与える危惧のあるベンゼンのガソリン中の濃度量を、5%から1%以下まで引き下げました。

蒸気圧の低減

光化学スモッグの原因となる蒸発ガスの削減のため、2001年から夏場のガソリン蒸気圧をそれまでの78kPa以下から72kPa以下に低減しました。2005年からは蒸気圧65kPaのガソリンを生産し、供給しています。

硫黄分の低減 (サルファーフリー化)

ガソリンおよび軽油の低硫黄化は大気汚染物質を削減すると同時に、自動車の排ガス浄化システムの性能を最大限引き出す役目を果たします。
コスモ石油では、2005年からサルファーフリー(硫黄分10ppm以下)のガソリンを供給しています。

バイオETBE(エチル・ターシャリー・ブチル・エーテル)の配合

植物は成長過程で光合成によって大気中の二酸化炭素(CO2)を吸収しているため、植物を原料とするバイオマス燃料を燃焼させた場合、生成するCO2は排出量とはみなされません(カーボンニュートラル)。植物生まれのバイオエタノールを原料として生産されるETBEをガソリンに配合することで、燃焼時に排出されるCO2を低減する効果があります。
コスモ石油では、2010年よりバイオETBEを配合したガソリン(JIS K2202:1号、2号適合)の生産、供給を開始しています。

関連 石油連盟HP バイオガソリン(バイオETBE配合)
http://www.paj.gr.jp/eco/biogasoline/

軽油の硫黄分の低減

石油業界は、排ガス規制の変遷に応じて、時代の先端の技術を駆使して軽油の硫黄分の低減に努めてきました。そして、2003年4月には、硫黄分50ppm軽油を供給し、2005年1月にはサルファーフリー軽油(硫黄分10ppm以下)の供給を開始しました。サルファーフリー軽油は、最新の環境対応型自動車とあわせて使用することにより、NOx(窒素酸化物)、PM(粒子状物質)排出量の削減のためだけではなく、自動車燃費の改善にも役立ちます。このため、CO2の削減効果が期待でき、地球温暖化対策としても有効です。

説明表 わが国の軽油中に含まれる硫黄分の推移

舶用燃料の硫黄分低減

IMO(国際海事機関)MARPOL条約により、船舶からのSOx、NOx、PMの排出規制が行われており、SOx低減策として舶用燃料の硫黄分規制が行われています。本条約において、2012年1月1日より一般海域で使用される舶用燃料の硫黄分規制が4.5質量%以下から3.5質量%以下へ改正されました。コスモ石油では、本規制に対応するため、2011年11月1日より硫黄分3.5質量%以下の舶用燃料の供給を開始しました。

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